弱者は差別化の効かない商品には手を出さない(商品戦略)

商品

竹田先生曰く、今までと同じ材料、同じ方法で加工する業界では、先を走っている会社を追い越すことはできない。こうした1次元的な競争では改善の余地が極端に制限され、逆転のチャンスはない。中小企業は、価格だけで全てが決まってしまうような商品、商品が古くなり改良が出尽くし差別化が難しくなっているような商品、下請けや孫請けを初めとして、消費者までに何社もの会社が入り、販売の差別化が難しい商品には手を出さないことだ。

■商品の中身を変えるか、商品の周りを変えるか

酒屋さんは差別化のために、地酒や特徴のあるお酒を取り扱ったりします。それは商品自体の中身を変えることで差別化を目指しているわけです。

同じお酒でも、飲み屋は飲む場所の提供が商品です。酒自体は自分で買うよりも高額販売しています。さらに夜の女性がつくお店も、お酒が商品ではなく、周りのサービスが商品となります。

弱者は差別化のために商品自体を変えるか、商品の周りを変えるか。弱者は商品と商品の周りを含めた全体を商品としたほうが差別化はしやすいです。サービスや人間関係などですね。