未来の1位より現在の1位

1位づくり

竹田先生曰く、弱い力で1位の商品を作るには、孫子のいうように、戦わずして勝てる商品や、勝ちやすい商品を見つけることだ。こうすれば、合理的に早く1位が手に入る。勝ちやすきに勝つには、商品を業界全体で見るのではなく、価格や用途などに小さく分け、それもいくつかに区分して1つ1つ検討しなくてはならない。これを弱者の細分化法と呼ぶ。

■未来の1位より現在の1位

東京の繁華街でこれから個人が飲食店をオープンするとしたら、他店と同じような店をつくるわけがなく、特徴を持たせたお店にする。〇〇専門店かもしれない。豊富な資金、人材、時間をかき集めることができる強者と、手持ちの資金と人材と時間しかない弱者。弱者は手持ちの資源しかないのだから、現在1位になれる市場を探すことが優先。まずは勝ち易きに勝つこと。自然と選択する市場は小さく細分化されたものになる。