ウェイトから導かれる原則(基本原則)

戦略

竹田先生曰く、

1.組織・資金は軽々の手段

広義の営業と商品の2つを加えてお客づくり(目的)関連とすると80%になる。組織と資金の2つを合わせて内部(手段)関連とすると20%になる。

2.商品三分に売り七分

商品を開発しようとする場合、その商品の良さが十分発揮できる営業方法と一体になって初めて業績は良くなる。経営改善は、モノから売りではなく、売りからモノにしなければならない。

■経営者は本業で下請け会社かどうかで思考が変わる

良いものなら自然と広がる。良いものでも知られないと存在しない。この2つの意見がありますが、だいたいその経営者の本業が下請けかどうかに寄ります。自社でゼロから立ち上げて、最終消費者に営業した経営者は、だまって商品・サービスが広がるのを待っていたら倒産するしかないので営業の重要性を強調しがちで、逆に二代目や製造業の下請け安定企業の場合には、内部に目線がいってるので、営業よりも組織や教育に目が行きがちです。

安定下請けが永続するのであればいいのですが、長期的には自社で営業できる方法を持っておくことがリスク回避になります。しかし、当面営業が不要な会社は目の前の業務に追われてこなすことで毎日が過ぎていきます。今なら、求人に四苦八苦していますが、待遇を良くできるような1位づくりや営業をせず、下請けで低利益体質で時間をすごしてきたのではないでしょうか。