競争相手よりも訪問回数を多くせよ(営業戦略)

営業

竹田先生曰く、競争相手よりも少なく訪問して1位になる方法はない。大事なお客については競争相手の販売係が月に何回訪問しているかを調べ、併せて、その会社の社長や幹部がどの程度の間隔で訪問しているかについても情報を集めなければならない。どこの得意先を取ってもライバルより訪問回数が2~3割少ないというのが一番不経済で無駄が多くなる。逆に重要な得意先はどこも訪問回数が2~3割多いというのが一番効果的な営業訪問の仕方になる。

■得意先が発注するのは1社の場合には、選挙で言えば小選挙区制になる。つまり、当選する人は一人だけ。発注先も1社だけと同じ。もし、小選挙区制で、どの選挙区でも僅差で2位になる政党があったとしたら、得票率は1位とそれほど変わらなくても、全選挙区で負けるために、当選数はゼロになる。もし、ライバルより訪問回数が少ないのであれば、むしろ訪問先を絞って、集中させた方がまだましになる。現在の無駄な営業はないか、見直す。