商品

弱者は納期やアフターに知恵と手間を(商品戦略)

竹田先生曰く、お客は、商品を買う買わないの決定と選択には時間をかけるが、買うと決めたら1時間でも早くその商品を手に入れたがる。それなので、競争相手よりも納期を早くすることは有効な差別化になる。配送は人手がかかり経費も高くつく、最もローテクな...
差別化

品質の差別化(商品戦略)

竹田先生曰く、商品の導入期や成長1期あたりの商品の競争力は、加工技術のウェイトが高くなる。しかし、商品生産量が増え、製造技術の知識が蓄積されていくと、基本的な技術のレベルは横に広がり、同業者間の差は少なくなって、技術それ自体は競争力を失って...
営業

目標の決定は「接近戦、一騎打ち戦、体当たり戦」を応用する

竹田先生曰く、競争条件が不利な会社が目標に対して、営業推進力や戦術力を投入するときは、間接的なアプローチを極力避け、直接型にしなければならない。メーカーが販売促進を図る時は、エンドユーザーに直接働きかけるという体当たり戦を実行する。間接販売...
差別化

弱者は価格先決め方式で(商品戦略)

竹田先生曰く、価格決定の方式は2種類ある。一つは原価積み上げ式で、材料費、外注費、労務費、粗利益などを上乗せしていって、価格を決めるやり方で、もう一つは価格先決め方式で、価格を先に決めて、その価格に見合う材料や作り方を探し出すというやり方だ...
差別化

価格の差別化(商品戦略)

竹田先生曰く、価格の差別化を考える時は、まず価格を細分化する。価格帯を高級、中の上級、中級、中の下級、低級品の5つに分ける。中級品は市場規模が大きくなり、強者や大企業が狙ってくるので、販売競争は激しくなり、弱者に勝ち目はない。弱者が勝つには...
差別化

商品の用途を差別化する(商品戦略)

竹田先生曰く、お客は単に物や素材を買うのではなく、商品の価値や手に入れたことで生じる、効用や利便性、満足感を買っている。ところが、お客から見た商品の価値や効用は一定不変ではなく、普及率が上昇するにつれ、用途の幅が広がり変化していく。自動車で...
1位づくり

弱者は戦わずして勝てる商品や、弱い会社の商品を攻撃目標にする(商品戦略)

竹田先生曰く、戦わずして勝つ商品とは、誰もまだ気づいていない商品で、俗に言うスキマ商品になる。お客の要求は常に変化するので、要求はあるのに、誰も気づいていないということが起きる。勝ちやすい商品とは、自分の会社よりも弱い会社が手掛けている商品...
差別化

弱者は強い会社が扱う商品を攻撃目標にするな(商品戦略)

竹田先生曰く、太陽系で2番目の質量を持っている惑星は土星だ。土星は衛生をいくつも従えている。土星に近づきすぎた衛星は、土星から潮汐力(ちょうせきりょく)と呼ばれる強い引力を受けて、粉々に砕け散ってしまう。土星のキレイな輪は、土星に近づきすぎ...
差別化

自社の情報を強い会社に流さない(隠密線)

竹田先生曰く、小さな会社の業績は、強い会社との差別化の成功度合いによって決まるので、小さな会社の社長はいつも差別化の研究をするべきだ。しかし、いいアイディアを思いついていても、強い会社が事前に知り、先に手を打てば、差別化は成功しない。こうな...
社長

弱者は社長自らが直接大事な情報を集める

竹田先生曰く、お客の要望やライバルがどのようなやり方をしているかは、直接調べることが絶対に欠かせない。お客とライバルは会社の外にいるので、社内にいたら情報は入ってこない。精度が高い情報を集めるには、現場に直接出向き、現品を手に入れ、自分の目...