商品

弱者は弱い商品を切り捨てて、強い商品により力をいれよ(商品戦略)

竹田先生曰く、囲碁のことわざに、捨て石3段というものがある。これは弱い石は思い切って捨てて、強い所をより強くするというような作戦が立てられないと、3段にはなれないという意味だ。ところが弱い人は、弱い石や捨てるべき石でも捨てきれず、無理に無理...
商品

関係しない事業を増やさない(商品戦略)

竹田先生曰く、経営力が分散する一番始末が悪いのは、本業と関係のない事業に手を出す、非関連の多角化だ。本業の片手間にやってうまくいくほど、経営は甘くない。そういう社長は、この業種が不景気の時は別の事業で、それもだめなら別の事業で、というように...
商品

商品の幅を狭くする(商品戦略)

竹田先生曰く、何かで1位になるためには、商品の範囲をはっきり決め、範囲外にある商品は捨てるべきだ。2位の会社は1位よりも商品の幅を狭くし、その中では1位を上回る商品構成にする。衣料品は幅が広く大きな市場だ。その中で、商品を靴下だけに絞り、珍...
商品

弱者は遠距離輸送に適さない商品を重視せよ(商品戦略)

竹田先生曰く、生ものや、形が複雑で荷造りしにくい商品も遠距離輸送には向かないので、中小企業にとっては有利な商品になる。例えば、工事で使用する生コンは生産基地から30分以内の場所でないと品質が低下し使えない。他から運びにくく、需要もそこそこあ...
目標

目標を一つに絞る

竹田先生曰く、力を入れる目標がいくつもある場合、優先順位をつけ、大事なものや、1位になりやすいものから先に解決するのが正しいやり方になる。1位ができたら、それを守りながら、その経験を活かして、次の目標へ進む。これを個別目標達成主義と呼び、目...
1位づくり

強みを伸ばし、弱みを捨てる

竹田先生曰く、業績を良くしようとする場合、一般的には弱いところに力を入れて、全体を少しずつ強くする方がいいと考えられているが、これは正しくない。限りある力で底上げ対策をとり、総花主義を実行すると、戦力が分散し、強い商品、強い地域は作れず、ア...
商品

ニーズ商品を開発する(商品戦略)

竹田先生曰く、狙い撃ち型商品は、用途を細分化することで発見できる。お客がお金を払っている本当の理由は何か、お客が欲しがっている本当の効用は何かを考え抜くことで、細分化の腕は高まる。それには、お客を継続的に徹底して観察する。商品に対する不満や...
目標

1位づくりを目標にし、行動も1位にする

竹田先生曰く、無から有が生じることは決してない。何かで1位になるには、当然1位になれるだけの物理的なエネルギーが必要となる。しかし、こうするとそれだけ多くの経費が必要となるとともにリスクも発生するから、自分の手で1位をつくった経験のない人や...
1位づくり

未来の1位より現在の1位

竹田先生曰く、弱い力で1位の商品を作るには、孫子のいうように、戦わずして勝てる商品や、勝ちやすい商品を見つけることだ。こうすれば、合理的に早く1位が手に入る。勝ちやすきに勝つには、商品を業界全体で見るのではなく、価格や用途などに小さく分け、...
商品

弱者は差別化の効かない商品には手を出さない(商品戦略)

竹田先生曰く、今までと同じ材料、同じ方法で加工する業界では、先を走っている会社を追い越すことはできない。こうした1次元的な競争では改善の余地が極端に制限され、逆転のチャンスはない。中小企業は、価格だけで全てが決まってしまうような商品、商品が...