1位の商品はどのように生まれるか

1位づくり

竹田先生曰く、市場占有率1位の商品を持っている有名企業も、初めから競争力のある商品を持っていたわけではない。ないないづくしの状態からスタートした後、何が何でもよい商品を手にいれるのだという、社長の強い願望と熱意によって目標を達成した。

■熱意願望がそもそも低いなら、投入時間をまずは増やす。

成功要因の半分以上は熱意願望、と言われるように、まずは熱意願望を高くもたないと始まりません。しかし、私を含め、多くの方はそこまで熱意願望が高くありません。熱意願望が低いままでいくら戦略の勉強をしたところで、実行しないのが目に見えています。そのような場合には、どうすればいいのか?

それは、投入時間をとにかく増やすことから始めると良い、と言われます。長時間労働です。投入時間が増えるほどに、だんだんと熱意願望も高まり、1位の商品づくりにも近づきます。

時代はタイパと呼ばれるように時間あたりのパフォーマンスを求めて、長時間労働を避ける風潮があります。これは本当に成功したいと思っている人たちにとっては勝手にライバルがさぼってくれるので喜ばしい風潮ともいえます。