心理学者が道行く人に、あなたは何を考えていましたか、という質問をした。97%は自分の事だけを考えており、他人を思いやるようなことを考えていた人は3%だったという。3%を時間に直すと一日当たり8時間働く人の場合、他人について考える時間は一日当たり15分間にしかならない。このことから一日当たり30分をはじめからお客時間と決め売りの下心を一切出さず見返りも期待することなく、お客うに何か不満や不便をかけていないか、役に立つことはないかだけを考える。こうすればお客が思っていること以上のサービスが実行できる。(竹田先生談)
■お客が大切、お客様のために、お客様第一主義、お客様の幸せを、というのかだいたいの会社のテーマに入っていますが、実のところは全く逆です。お金をいただかない、何も営業する気がない、それでも役立てることはないか、と1日30分と決めて時間を確保すると、形から入っても、気持ちがこもるようになると言われます。それは、挨拶などでも全く同じで、挨拶したい気持ちが湧くまで頭を下げないような思考はおかしいように、お客様への気持ちが湧く前から形だけでも時間として確保するといいですね。