お客のクレームにどう対応するか(顧客戦略)

顧客戦略

クレームは経営上の歪みでもあるので経営システムの欠陥や矛盾点を間接的に教えてくれるものだ。しかし、クレームは自分の性格上の欠点を他人からはっきり指摘されたと同じで誰でも気分がいいものではない。さらに余計な仕事とか面倒な仕事と思われているので、どうしてもいい加減に扱われる。クレームは全ての仕事に優先する。採算を一切考えない、時間と労力を節約しない、個人の問題ではなく会社全体の事として対処しなければならない。(竹田先生曰く)

■最近はグーグルマップの口コミに書かれることも多い。

グーグルマップでは自動的に自社の会社名と合わせて、口コミが誰でも書けるようになっている。最近では、直接会社にクレームを入れずに、口コミに書いてしまうケースも多い。そして、その口コミにどうのように返信しているかで会社のスタンスを見られている。会社の対応姿勢がガラス張りになってきている。クレームや悪口に対して、これまでは放置・無視・後回し・逆切れしてきた会社も、公開されたスペースではこのような対応はできない。どんないわれのない内容でも、逆ギレせずに冷静に返信しているかを多くの人が確認している。